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ペクセップ40mg
うつ病・うつ状態やパニック障害、強迫性障害などの症状を治療するはたらきのある薬剤です。ゆううつな気持ちや不安、やる気がなくなるなどの「こころの症状」と、不眠や朝起きられない、食欲がなくなるなどの「体の症状」を改善します。
商品説明
ペクセップ40mgは、うつ病・うつ状態やパニック障害、強迫性障害などの症状を治療するはたらきのある薬剤です。
ゆううつな気持ちや不安、やる気がなくなるなどの「こころの症状」と、不眠や朝起きられない、食欲がなくなるなどの「体の症状」を改善します。
ストレスの多い現代社会において、うつ病は「こころの風邪」とよばれることもあり、多くの方がかかる可能性のある疾患です。
これまではこれらの疾患の認知度が低いことや、従来の治療薬(三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬など)は副作用が強く、服用継続が困難であることから、治療が難しい疾患とされていました。
ペクセップ40mgは有効性が高いだけでなく、副作用が従来の治療薬よりも少なく比較的安全な薬剤であることから、うつ病治療を大きく進歩させた薬剤の一つです。
ペクセップ40mgは「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」に分類されており、有効成分としてパロキセチン塩酸塩が配合されています。
うつ病・うつ状態などの精神疾患の原因として、脳内における「セロトニン」とよばれる物質の量が減少することが知られています。
セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深くかかわっています。
ペクセップ40mgは、脳内の神経の間(シナプス間隙)において、セロトニンが神経内に取り込まれることを防ぐことにより、セロトニンの量を増やします。
このはたらきにより、持続的にセロトニン神経系の伝達を改善することによって、抗うつ作用および抗不安作用をあらわします。
ペクセップ40mgは、インドの製薬会社であるIntas Pharma(インタス・ファーマ)社によって製造販売されています。
また、配合されているパロキセチン塩酸塩は、医療用医薬品でも「パキシル(Paxil)」の商品名で発売されている薬剤で、多くの医療機関において使用されています。
パキシルは、世界的に有名な製薬会社であるgsk(グラクソ・スミスクライン)によって開発がおこなわれた薬剤で、欧米諸国を含む世界各国で認可されています。
海外では1990年代より、国内では2000年より販売が開始され、これまで多くの方に使用された経験のある薬剤です。
過量投与しても致死的となることが少ないなど、比較的安全な薬剤であることが知られており、うつ病や気分障害に用いられる薬剤の中でも、第一選択とされています。
海外では「セロキサット(Seroxat)」や「パロキサット(Paroxat)」など、商品名が異なることもありますが、同じ成分の薬剤です。